2018/02/24(土) 10:29 | 防衛部 |
防衛部ファイナルイベント |
前日に航空会社さんから降雪の影響に伴い、遅延・欠航・他空港への着陸などの
可能性がございますメールが来ちゃったので少々心配だったけど天候は晴れ、無事に
飛行機で飛び立つことができました。旅立ったあとに吹雪になったらしいので冬の遠征は
やはりハラハラするな。前前乗りしたいくらい。
これが最後の遠征かもなあ、とちょっとしんみりしつつ、羽田空港の屋上から写真を撮ったりしました。

羽田からバスで30分ほどで川崎駅へ到着。ホテルは駅から徒歩10分もかからない立地でした。
早期割引利用で1泊2400円!お安い!遠征中はどうせ妙なテンションの高さでさっぱり眠れないか、
疲れて即熟睡コースのどっちかなので、カプセルホテルでもまったく気になりません。
むしろ、あのちょうどいい狭さが落ち着く…( ^ω^)
チェックイン前だけど荷物をホテルに預けて川崎駅周辺をブラブラ歩きました。
デパートに入ったら広いし人がめちゃくちゃ多いしで、自分はどこから来てどこへ行くのだろう…?状態。
現在位置も分からず人波に流され、結局ろくに店を見ずに外に出ました(^-^;
都会人はよくあんな人混みの中で買い物ができるなあ。どこに何の店があるのか把握するだけで大変そうです。
結局近くのコンビニで翌朝用のパンを買っただけでホテルに戻りました。
遠征中はあんまりお腹すかないんだよね。その替わり地元に帰ってきたら物凄くお腹すいて食べまくっちゃうんだけど。
翌2月18日。とうとうファイナルベント当日です。
もう神奈川に来る機会もたぶんないので観光しまくります。
まずは石川町駅で降りて横浜中華街へ。せっかくだからここで昼食を買いたかったのですが
イベントの物販に並ぶ都合があるので朝のうちに観光を済ませる作戦です。
店の開店前だから観光客も少なくて歩きやすそうだし。
しかし中華街の門をくぐったはずなのに、それっぽい店がない…ときょろきょろしていると
見知らぬおじさまが「もしかして中華街に行きたいの?」と声をかけてくださいました。
どうやら私は反対方向に突き進んでいたらしい。親切に道を教えていただいて、無事中華街に
たどり着きました。

パシャパシャ写真を撮って、港の見える丘公園、山下公園を通りパシフィコ横浜へ。
それにしてもいい天気だったなあ。観光するならやっぱり晴れてた方が嬉しいよね。日焼けは気になるけどね。

物販に並んだのは物販開始1時間前でした。すでに結構な人数がいて、もうちょっと早く来ればよかったか…!?と
少々後悔。物販準備が整ったので予定より早めに物販が開始されたようです。
並んでる人がなるべく屋内に入れるようにしてくれるし、夏場は冷却スプレーが用意されてるし
列がサクサク進むし、防衛部の物販は対応がとても良いらしい。
(他ジャンルの物販を知らないのでそれが当たり前なんだと思ってた…)
並んでる途中で完売の知らせが聞こえてきてヒヤヒヤしたけど目当ての物は全部買えました(*´ω`*)

特にマグカップは欲しかったので嬉しい。温かい飲み物をいれるとハートの絵柄が浮かび上がるのだぜ☆
防衛部グッズはハートやリボンがモチーフになっているので可愛いグッズがいっぱいです。女児みがあるね…(*´ω`*)

物販後にメッセージボードも書いてきました。

開場時間まで周辺を観光。
赤レンガ倉庫、象の鼻パークなど。

17時開場18時開演なので16時過ぎにパシフィコに戻りました。
並んでしばらくのち、会場の中へ。トイレ列も長かったが衣装展示コーナーの人混みがすごかった。
そりゃそうだね。キャストさんが実際着てたもので、キャストさんの写真と一緒に展示されてて撮影もOKなんだもの。
みんな見たいし写真に残したいに決まってる。しかし人が多くて撮影どころではなさそうなので諦めて席に
向かいました。席は三階席。
私、キャストさんのイベントはこれが二回目で、(CGライブ(キャラのライブ)は三回行った)最初に参戦したオールスターは
昼夜ともに二階席だし今回は三階席だしで、正直ステージ近くの席の人がめっちゃくちゃ羨ましかった。
参加できるだけでもありがたい、って思おうとしても、やっぱり1回くらい、スクリーン越しじゃなくて
直接姿がはっきり見える位置で観たかったなあ、って悔しくなってしまう。ぜったい感動が全然違うもの。
もっとイベントに参戦していればそういう機会もあったのかもしれないのに、という後悔は正直とてもある。
でも以前なら遠征しようとすらしなかったんだよね。
そういうイベント事って、遠い所の出来事みたいに実感なくて、参加するものじゃなくて画面で観るものだった。
自分も参加していいんだって、当たり前の事にずっと気が付かなかったんだよね。
今までそういう都会の出来事とか華やかな事とは無縁だったからさ。
自発的に旅行なんてしたことがなかった自分がチケット応募して飛行機と宿を予約して一人で旅行して、って
数年前の自分じゃ考えられない。ライブできゃーきゃー言いながらペンライト振るとか自分には無縁の世界だと思ってた。
防衛部の何にそんなに惹かれるのかは自分でも分からない。他にも面白いアニメはいっぱいあるけど、
参加したいって切実に思うのは防衛部のイベントだけなんだよね。
作品が好きでキャラ全員が好きでキャストさん全員が好きで監督を始めスタッフさんたちの事も
好きだからこそなのかもしれない。理由は分からないけどとにかく好きで、もはや生活の一部というか
人生の一部になっちゃってるんだよな。なぜこうなったんだ…と我ながら不思議だけど、楽しいからまあいいや。
そんな防衛部のファイナルイベントなので、泣いてもいいように開演前から膝の上のポケットティシュを用意しました。
ハンカチは忘れました。もちろんラブプレート(ライト)もスタンバイ。
会場のBGMが変わり、音が大きくなって開演が近いことが分かると、じわっと涙が出てきて
今から泣いててどうするんだ、と慌てて目を乾かした。涙でぼやけていてはキャストさんがちゃんと
見えなくなってしまうじゃないか。でも周りの人も皆そんな感じで、しみじみとファイナルであることを実感した。

そして開演。
メインキャストの一人である梅原さんが他のイベントで来られないことは、ファンの間でも大きなわだかまりでした。
お仕事なんだから仕方がない、それだけ人気が出たってことだ、って自分に言い聞かせようとしても
だって今までずっと5人でやってきたのに、これが最後のイベントなのに全員揃わないなんて、って、どうしても
皆気持ち的には納得できないでいたし、寂しくてたまらなかった。
でも本人が来られない替わりに、パネルの梅原さんが登場して喋り始めた時は会場中が笑った。
不満とか寂しさとか吹き飛んで、純粋に面白かったんだよね。
全員揃わないながらもファンを最大限楽しませようとしてくれてるのが分かったし、パネルだけど(笑)梅原さんも
ちゃんとメンバーの一員として舞台の上にいる。
これまでの振り返り映像とかラブ子からの卒業とか朗読劇とかいろいろあったけど
どれも楽しくてめちゃくちゃ笑った。始まる前のしんみりとした空気が嘘みたいに周りの人も皆いっぱい笑ってた。
防衛部はやっぱりめちゃくちゃ楽しい。この空気が大好きだって心から思った。
それで、イベントの最後の方で。
雰囲気が変わったから「あれ?」って思ったら、本物の梅原さんが登場して。
マネージャーさんやスタッフさんと調整しながら、なんとか幕張から駆けつけてくださって。
梅原さんが来てくれたこともだけど、会場中のペンライトが一斉に青色になったのを見て
ぶわっと涙が出た。パネル芸(笑)も面白かったけど、皆そろって本当によかった。
それはファンにとってだけじゃなくて、キャストさんたちにとってもそうだと思う。
メインの5人は防衛部の出演が決まった時、ほとんど無名の新人だった。
ニコ生もロケもイベントもライブも防衛部が初めてで、ずっとこの5人で頑張ってきたんだもんね。
最初はお客さん全員の顔が分かるくらい小さな会場で、それが今はこんな大きな会場が満員になってる。
キャストさんそれぞれの言葉に泣きそうになったけど、特に和臣さんは泣きそうだなあと思ってたら
やっぱり泣きそうに顔をゆがめて声を震わせるから、こっちももう泣くしかなかった。
それでも一生懸命伝えてくれた言葉に救われた。
好きな作品が完結して新シリーズが始まろうとしてることに、自分は納得してるつもりだし
新しい防衛部も応援したいと思ってるけど、やっぱりこれが最後のイベントだと思うと
そんなのヤだ!って思っちゃう。好きだからこそ簡単には割り切れない。
でも和臣さんの言葉は会場の皆の複雑な気持ちを全部まとめてすっぽり優しく包みこんでくれた気がした。
それから最後のライブ。
永遠未来と絶対無敵はめちゃくちゃ盛り上がった。これが最後だなんてしんみりする余裕もないくらい
楽しかった。キャストさんたちが元気に仲良さそうに楽しそうに歌って舞台の上を動いて、ファンも
合いの手入れたりライトを振ったり会場が一体となってライブを楽しんだ。
もう、大満足。この一言に尽きる。
キャストさんが退場してもファンの手拍子はしばらく続いて、イベント終了のお知らせのアナウンスを二回言われたけど
まだ席に残って手拍子してる人が多かった。長く残ってたら迷惑になっちゃうかもと思っても皆離れがたかったんだろう。
だって最後だから。
でも、卒業がテーマだしファイナルってタイトルのイベントだけど、キャストさんは「またね」って言ってくれた。
終わりじゃなくて「一区切り」って言ってくれた。
きっと本当にまたイベントが開催される可能性はとても低いのだろうけど、それでも
ほんのちょっとでも望みを残しておいてくれるのが嬉しかった。
受け入れたつもりでいても、やっぱり、さよならなんて寂しすぎるから。
ここで終わりじゃなくて道は続いてくんだなーって思えた。それは新シリーズだったり、キャストさんの
他の作品での活躍だったり、今とは違う道になるんだろうけど、防衛部があったからこそなんだなって。
たぶん、メインに人気声優さんを起用していたらこんな気持ちにはならなかったんだろうな。
だって新人さんが頑張ってるのを見たらそりゃ応援したくなるのが人情ってもんだよ。
んで、応援してたらそりゃ好きになりますよ。
好きな声優さんの代表作が自分の大好きな作品だなんて嬉しいことだよね。
気が付けばなんだか長々と語っちゃってますが。
一つの作品にこんなに入れ込むことは今までなかったんだよね。
その作品のファイナルだもの、今語らずいつ語るんだって話ですよ。
自分はどっちかというと冷めた性格で、防衛部のことも好きだけどたぶん他のファンより
熱量は少ないんだと思う。たとえば物販に朝早くから並んだり、好きになってすぐイベントに
参加したり生活切り詰めてまで遠征したり円盤を積んだりってことは、私はしてこなかった。
でもだからって思い入れがないわけじゃなくて、初めて円盤買ったり遠征したり、私にとっては
すごいことなんです。
永遠未来の「自信がなくたって君の愛は愛なんだ」って歌詞、周りと同じ熱量で
夢中になれない自分でも肯定してくれるみたいで安心するんだよね。
特にこの曲はファンに向けた歌なんだろうなって思うから、一つ一つの言葉が
心に染みる。曲まであったかい温泉なんだよ、防衛部ってやつは。
なにはともあれ、ひとまず、美男高校地球防衛部LOVE!卒業おめでとうございます。
LOVE!FINAL!はとっても楽しい素敵なイベントでした。
お湯はまだまだ冷めそうもありません。

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